鈴木牧場のオーガニック・グラスフェッド・A2ミルクを飲んでみた

前回の記事「北海道のこだわりオーガニック牧場へいってみた【鈴木牧場】」では、鈴木さんの牛たちへの愛のみならず、牛たちのミルクを通して届ける「地球への愛、牛乳を飲んでくれる人たちへの愛」が伝わりました。

 

実は鈴木さん、昔は牛乳がお嫌いだったんだとか。

えええぇおどろき・・(ちなみに私もこのような活動をしていますが一時期苦手でした・・汗)

 

「牛乳が好きじゃなかった自分だからこそ、美味しいと思えるものを世に出したいと思い、やるんだったらオーガニックだと思いました」

 

だからこそ鈴木牧場のミルクは美味しさにこだわりがあるんですね。納得です。

 

1番牧草、2番牧草って知ってる?

牛たちがいいミルクを出すには、食べるものが大事。

そこで鈴木さんは、まず3年もの月日をかけて牧草地を作り上げ、JAS有機オーガニック認証を受けました。

こだわりの土から育つ牧草。その刈り方にもこだわりがありました。

春の牧草地で寝そべる牛たち
春の牧草がいきいき育つ頃にも訪問させていただきました🐮🌱

一般的に、牧草は年に2〜3回刈るそうです。それすら知らなかったわたし。

その年の最初に刈った牧草を「1番牧草」と呼び、栄養価も高いんだとか。

 

鈴木さんのこだわりは、なんと4番牧草まで収穫すること。

そのために、牧草が短い段階で刈り始めるそうです。

「短い方が栄養価が高く、嗜好性がすぐれるので、それがエネルギーとなって乳量が高くなると思っています。

牛たちの搾乳量は、多いと22kgとれることもあります」

 

牛舎で干し草を食べる牛たち
牧草が美味しいんだろうなというのが伝わってくる

一般的な牛からとれる牛乳は、1頭あたり1日30〜33kgほど。ただ、牧草だけで育てると量は少なくなりやすく、ほかのグラスフェッドの牧場では1日10kgくらいなんだそう。

そんななか、鈴木牧場の牛たちは1日15〜20kg。

牧場が公開している数字(2024年:搾乳牛42頭・年間270トン)から、ざっくり計算しても、1頭1日あたり約17.6kgでした。

 

「良い堆肥をつくり、いい土作りをして土壌微生物がいい活動をしてくれるから良い牧草が育つ。

その牧草を牛たちが食べていることで実現できていると思います」

 

十勝オーガニック牛乳をいただく

まずは鈴木牧場の「十勝オーガニック牛乳」はこちらです。

十勝オーガニック牛乳

 

ボトルには「A2ミルク」のマークと、「GRASSFED MILK」の文字。

鈴木牧場の牛たちは、1年中放牧で、オーガニックの牧草だけを食べて育ちます(日本グラスフェッド規格を取得)。

その牛たちからしぼった牛乳は、A2ミルクでもあるんです。

 

まず、A2ミルクについて少しだけ。

牛乳には「β-カゼイン」というたんぱく質が入っていて、これには「A1型」と「A2型」があります。
ふだんよく見かける牛乳には、その両方が入っています。

A2ミルクは、A2型だけの牛乳のこと。A2型の遺伝子だけを持つ牛を選んで、その牛からしぼっています。


なんじゃそりゃ?なんですけど、つまり、

A1型のβ-カゼインは、消化されるときにできる物質が、人によってはおなかの不快感やゴロゴロ感の原因になるといわれているんだとか。

A2ミルクではその物質ができないので、おなかにやさしいといわれています。

ただ、牛乳の「乳糖」は、A2ミルクにもふつうの牛乳と同じように入っています。乳糖でおなかがゴロゴロしやすい人には合わないこともあるので、気をつけてくださいね。

十勝オーガニック牛乳をグラスに注いでいるところ

 

お客さまからのお声で一番多い感想は、「飲みやすい」だそうです。

ほかにも、、

  • 「あっさりしている!」
  • いままで飲んだ牛乳とは、別の飲みもののよう
  • 甘みがあって、おいしい
  • 「アイスクリームを食べているみたい」

など様々な感想がよせられていました。

実際にわたしも、最初の一口目は、「あっさり・・!!これは牛乳!?」でした。

今まで飲んできた牛乳とは、ほんとうに違う。

飲みやすい。
あっさりしているのに、ちゃんとコクを感じる。

いやあ、ほんとに、牛の育て方、食べるものによってこんなに味って変わるのか。

 

「牛は、牧草を食べてエネルギーにかえて、たんぱく質や脂肪、牛乳、肉を生産してくれる、素晴らしい動物なんです」

大きな雲の下、牧草地で休む牛たち

 

鈴木さんのこだわりは、牧草からさらに牛たちが舐める「塩」に続きます。

牛が塩を舐めるということすら、知らなかったわたし。

牛が舐める塩ってなに!?次回に続きます。

 

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