おいしいには、理由がある

同じ「卵」や「牛乳」でも、牧場によって味わいはぜんぜん違います。

その違いをつくっているのは、どんな場所で、何を食べて、どんなふうに育ったか。
牧場の人たちが日々続けている、ちいさなこだわりの積み重ねです。

知っておきたい、3つのキーワード

  1. 放牧
    牛や豚が屋外の草地で過ごす育て方。広い場所を歩き回り、季節の草を食べます。ミルクの風味や色あいに、季節ごとの違いが出ることもあります。
  2. 平飼い
    ニワトリが鶏舎の床の上を、自由に歩き回れる育て方。砂浴びをしたり、止まり木にとまったり。のびのび育った鶏の卵として人気があります。
  3. グラスフェッド(牧草で育つ)
    エサの中心が、穀物ではなく牧草であること。牛乳やバター、チーズに、草の香りやコクが感じられると言われています。

育て方は、味にどう表れるの?

味を決めるのは、飼い方だけではありません。エサや品種、鮮度、つくり手の手間ひま。すべてが重なって、その牧場だけの味になります。

ただ、のびのびと育てている牧場は、エサの選び方や毎日の世話にも、しっかり目が行き届いていることが多いもの。
そのこだわりが、「ここでしか出せない味」になって、食卓に届きます。

こだわりの見つけ方

  • パッケージの表示を見る — 卵なら「平飼い」「放し飼い」、乳製品なら「放牧」「グラスフェッド」などが目印です
  • 牧場のサイトや紹介を読む — どんな場所で、何を食べさせているか、書いてあることが多いです
  • つくり手に聞いてみる — これらの言葉には、はっきりした共通ルールがないものもあります。気になったら、牧場に直接たずねるのがいちばん確実です

今日からできる、3つのこと

  • 牧場を知る — どんな人が、どんな風景の中で育てているのか、のぞいてみる
  • おいしく食べる — お取り寄せで、牧場の味を食べくらべてみる
  • 足を運ぶ — 気に入った牧場へ、会いに行ってみる